ガレット・デ・ロワの御礼とガトーショコラのご案内

2019年2月 1日 Posted in Blog Posted in 2 ラスク・焼き菓子
毎日バターを叩いているうちに1月が終わりました。
もうすでに2月もさくっと過ぎ去りそうな気配。

1月限定のガレット・デ・ロワは、おかげさまで過去最高台数82台を販売いたしました。
去年が73台なのでぐっと増えております。
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多めに用意していた包材が、途中で足りなくなってひやひやする事になるとは思わず。
しかし、たくさん作れるって気持ちの良いものです。
ご購入してくださったみなさま、ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、2月はガレットに代わりましてガトーショコラが登場いたします。
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1月中にリクエストのお声もいただいていたのですがなかなか取り掛かれず、本日より製造開始いたしました!

当店のガトーショコラは重すぎず、軽すぎず、しっとりと口どけのよい仕上がりになっております。
さくっとどんな作りなのか見てみましょう。

まずは卵を卵黄と卵白に分けて、卵黄に砂糖を加えて泡立てます。
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これ5分立てくらいですね。
あと3分間程がしがしと泡立てを続けて、混ぜた後の筋がくっきり付くくらいにします。
共立てのスポンジ生地を焼いたことのある方は分かると思うのですが、8の字がかけるくらいというやつですね。

一方卵白は砂糖を数回に分けて加えながら高速のミキサーでさーっと泡立てます。
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しっかりと泡立っているけれどぼそぼそせずに、にゅううっと先っぽが伸びる滑らかな感じに仕上げます。

あらかじめバター・チョコレート・生クリームを合わせて溶かしておいたものとこれらを合わせ、
泡を殺しすぎないようにココアと少々の薄力粉を加えて型に流します。
ここ写真ありません、、
手早さが命の一番勝負どころの工程なので撮っていられないのです、、
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型に流して表面を均したらオーブンへ。
45分間の旅に送りだします。
オーブンに入れたら出来ることはただ一つ。
窓からそっと見守って膨らみきるまでは決して扉を開けないことです。
過保護な手だしがガトーショコラを駄目にするんですね。

焼き上がったらすぐさまショックを与えて余計な空気を逃がし、側面の型をはずします。
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こんな感じでガトーショコラを作っています。

15cmの丸型でホールで1800円(箱入り)、6等分のカットで1カット300円。
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バレンタインまで1日に数台焼くのでホールも店頭に並びますが、カット売りが少なくなれば切ってしまうので、前日までの要予約でお願いいたします。

2月もボングーのパンもお菓子もどうぞよろしくお願いいたします!

ガレット・デ・ロワのフィユタージュ仕込みも終盤戦

2019年1月22日 Posted in Blog Posted in 2 ラスク・焼き菓子
ガレット・デ・ロワが間もなく終了ということで、今週末のご予約がぐんぐん増えております。
張り切ってフィユタージュ(パイ)生地をたっくさん折りましょう!と意気込みまして、本日のパンが焼き上がった後に奮闘しておりました。

フィユタージュって材料がとてもシンプルなんです。
粉・塩・水・バターで練った生地にバターを折り込むだけ。
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折り込むだけ、とはいえシンプルな構成だからこそ丁寧にポイントを押さえて仕事していかないと出来上がりに全て出てしまいます。
まずはバターをシート状にします。
バターは、冷えた状態で固体のまま形を変えることができる可塑性という性質を持っています。
冷えた状態のバターを叩いて叩いて叩いて、溶かさずに柔軟に伸びる堅さにほぐしながら四角いシート状に整えていきます。
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叩く作業がストレス発散になるとよく言われますが、(自分も以前に言ったかもしれないですが、、、)
ストレス発散ということは怒りや鬱憤をぶつけているのだから、叩かれるバターもかわいそうだな。
そもそも人を殴って悦を感じることないしなあ、、殴ったこともないけど。
物に魂は宿るっていうし、負の感情で作るより楽しい気持ちで作ったほうが良いよなあ。
なんて考えながら手を動かしていると、あっという間にバターはシート状に変化いたします。
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四角く厚みは均等に。
O型なりに精一杯の几帳面さをここに注ぎ込みます。

シート状になったバターを同じく均等に大きく伸ばした生地で包みこみます。
ここ撮り忘れたのでここだけ昔の写真で、今はもうちょっと綺麗に出来ていると一応言っておきたい。
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そして3つ折りを2回し、休ませながらさらに3つ折り2回を2度繰り返して完成。
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生の生地では分かりにくいですが、729の層に折り上がっています。
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こんな感じで本日20台分のフィユタージュの折り込みをしておりました。
まだまだご予約可能です~


年始のブログにてガレット・デ・ロワは今年で4年目と書いたのですが、そのブログを見たお客さまから4年以上やってるはずとご指摘をいただきまして調べてみれば2014年から始めていて6年目だったという事実、、どこ行ってたわたしの2年間、、
もう自分の記憶力の自信を完全に喪失しました、、笑

そんなこんなで1月限定でお焼きしているガレット・デ・ロワの販売は1月31日まで!
急に今週末のご予約の数が増えております!
26日(土)のご予約は24日(木)夕方まで、27日(日)のご予約は25日(金)夕方まで受付可能です。
どうぞよろしくお願いいたしますー!

去年の秋に雨降りしきる野外で観たGoGo Penguin。
どんなコンディションであってもおそらく全くブレないであろう彼らの職人的な演奏は圧巻でした。
きっとこの人たちがフィユタージュ折ったらすごい綺麗に折り上がるんだろうなああ

ガレット・デ・ロワは1月だけですよー

2019年1月20日 Posted in Blog Posted in 2 ラスク・焼き菓子
1月もすごいスピードで過ぎ去りそうになっております。
ガレット・デ・ロワの販売も終盤です!
31日まで販売日は残り9日間。
どうぞご予約お忘れのないようお願いいたしますー!

毎年購入してくれる友人から「今年のめっちゃ表面バリバリでした!」って感想をいただきました。ありがたい。

ガレット・デ・ロワは、パイのサクサク・表面のバリバリと、中のアーモンドクリームのじゅわじゅわしっとりの食感の対比が旨さです。
なぜ表面がバリバリなのでしょうか。
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それは、焼きあげたパイの表面に粉糖をふりかけてから、再度上火を強くしたオーブンで表面をキャラメリゼするからです。
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僅か3~4分間でこのようにつやつやの表面になります。
これがバリバリの秘訣。
毎年同じようにやってるんですけど、今年は粉糖のふりを強めにし、焼上がりの見極めの色を気持ち濃い目にしたので、より一層バリバリ感を感じてもらえたのかも!

こういうのがお菓子作りの面白いところだなーと、今これを書きながら改めて思います。
お菓子の基本材料は小麦粉・バター・砂糖・卵の4つ。
このなんてことないようでいて優れた4つの材料の特性を熟知すれば、これら4つだけでも配合と製法を変えるだけでふわふわのスポンジにも、しっとりバターケーキにも、さくさくクッキーにも、ふっくらシュー生地にもパリパリのパイにもなる。

わたしは高校卒業後に製菓専門学校学校に通っており、当時の母校の広告には「お菓子作りって魔法みたいだな」みたいな事が書かれていて、ほんとだ―魔法みたいだーってふわ~~っと夢見ちゃったのが入学のきっかけみたいな今思えばチョロい人間です。
今もちょっとアレですけど、小さい頃から夢見がちが過ぎるところがあるもので。
しかし、その広告文句をはっきり覚えていないという、、
ちなみに現在の母校の広告を調べたら、「教育力と就職率で未来に力を」っていうすごくリアリティー溢れるものでした。笑
時代かな、、
この広告だったら入学してなかったかも、、

そもそもお菓子も料理も魔法って言うか科学なんだけど、そういう現実を知ってもなおやっぱりお菓子作りは魔法みたいだなと思います。
理屈が分かっていても不思議なものはやっぱり不思議。
そしてパン作りの方は魔法ではなく、パン作りは子育てに近いんじゃないかなと。
したことないから全く説得力ないですけど。
科学じゃなくて生物学。

当時の広告文句が気になって学校の資料やレシピ集を掘り起こしてたのですが見つからず。
その代わりに見つかったのが、ピュイダムールの講習時に一体何が起きたんだ、、っていうすごい汚れたレシピや、
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そしてペンを持ったまま寝てたんだろうな、、という痕跡、、笑
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今もだけど、若いころのわたしはいつでも眠かった。笑

かなり脱線しましたが、ガレット・デ・ロワはご予約のみの販売です。
1月31日まで(水曜定休日以外)承っております。
ご予約は3日前までにお願いしています。(2日前でも間に合う事もあるので、一度ご連絡ください)
以前にガレット・デ・ロワの詳細を書いたブログ記事はこちら→ガレット・デ・ロワ2019のご案内
残り僅かな期間ですがどうぞよろしくお願いします。

いつまでもドリーマーでいようと思う今日この頃の選曲です。

謹賀新年2019

2019年1月 6日 Posted in Blog Posted in 2 ラスク・焼き菓子
あけましておめでとうございます。
本年も益々精進してまいりますので、当店のパンやお菓子、ワインをどうぞよろしくお願いいたします。

お休みはまず夜中に氏神神社へ初詣に行き、それから三が日はしっかり睡眠睡眠睡眠!
その間に友人との時間も作れて穏やかに過ごしました。
一週間分以上の睡眠をとったのに寝貯めが出来ないっていうのが本当に残念、人間の体。


5日から営業してまして、ガレット・デ・ロワのご予約販売も始まりました!
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焼き始めて30分くらいから、バターとアーモンドの濃厚な香りが店中に充満します。
それはそれは甘くて絵本の世界みたいな夢のような香りです。

ガレット・デ・ロワを焼くのは今年で4年目になりました。
無事に一年が経ち、こうしてまた作れるのは本当にありがたい限り。
一台一台大事に焼かせていただきます!

もちろん毎日のいつものパンも一つ一つ大事に焼いてます。
そうこんな気持ちで。
「はるなつあきふゆ めぐりゆく季節をあとどれくらい辿ってゆけるかな」
所謂ラブソングってやつですけど、わたしは仕事に対してこんな気持ちだなと思うわけです。
そんなことを言ったら友人に婚活を勧められましたけど。笑
身内に女が結婚もせず子もなさずに仕事ばっかりしてるなんてみっともないって泣きながら言われたことも過去にありましたけど、わたしはそれでも仕事が好きなのです。

はるなつあきふゆ あとどれくらいパンを焼いてゆけるかな~

ガレット・デ・ロワ2019のご案内

2018年12月27日 Posted in Blog Posted in 2 ラスク・焼き菓子
店頭では12月半ばからご案内とご予約の受け付けをしていたので、ご存知の方も多いと思いますが、
2019年もガレット・デ・ロワの販売を致します!

ガレット・デ・ロワはキリスト教における公現祭に食べられるお菓子。
公現祭は、12月25日に生まれたイエス・キリストが東方より現れた三博士によって祝福され公になった日とされています。
三博士からイエス・キリストへの供物(黄金・乳香・没薬)の象徴として、フランスではガレット・デ・ロワが食べられるようになりました。
その歴史は14世紀ごろからといわれています。
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アーモンドクリームはまさに黄金のクリーム。クリームというよりあんこに近い感じです。
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ガレット・デ・ロワは、アーモンドクリームを詰めて焼いたシンプルなパイのお菓子です。
フェーブという陶製の人形をひとつ中に埋め、切り分けて食べた時に自分のパイにフェーブが入っていたらラッキー!
その日は1日王様になれ、その年は幸運になれると言われています。
フェーブが当たらなくても、とっても美味しいからみんな幸せな気持ちになれるといいな~と思います。

こちらは一昨年のフェーブ。
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今年もかわいい子たちを仕入れてます!


去年と同じなのですが、以下詳細です~

《ガレット・デ・ロワのご予約について》

完全ご予約制です。

ガレット・デ・ロワ(直径18cm丸型) 1台2,160円
フェーブと紙の王冠が別添えで付きます。
※事故や怪我防止のためフェーブはすべて別添えになります。フェーブ当てをされたい場合はガレットを切り分けた後にどれか一つを選んで底からフェーブを差し込んでください。
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こんな感じですね。

販売期間は1月5日から31日まで(定休日の水曜を除く)。
3日前までにご予約をおねがいします!
1月5・6・7日にご入用のお客様は2018年12月31日正午までにご連絡ください。
1月1日から4日はお正月休みのため問い合わせやご予約は受け付けておりません。

ご予約は店頭かお電話(047-409-8660)で直接お申込みいただくのがおすすめです!
facebookページではメッセージにて(投稿へのコメントではお受けできません)お申し込みください。
facebookからお申込みの場合はご返信が遅くなることがあるのでご了承くださいませ。


シュトーレンのように毎年恒例行事としてご予約くださるお客様が増えて、ありがたくうれしいです。
自分もパン屋をやる前や自分で焼くようになってからも色んな友人らとガレット・デ・ロワを食べてますが、あの年は誰にフェーブが当たって盛り上がったんだっけな~なんていうあたたかな記憶が今もこの時期になると思いだされます。

今日は年末の慌ただしさに負け、凡ミスを繰り返したダメな1日でありました、、
美しきギターの音色とハーモニーで癒されるしか、、
60年代は良いアーティストがたくさんいすぎて耳が足りない今日この頃です。

年末は31日まで!年始は5日から!
どうぞ今年残り3日間もよろしくお願いします!
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